2012年5月 7日 (月)

祝福のクリスマス@回顧次女誕生

第一話 苦しみの始まり
第二話 10年目のプレゼント
第三話 歓喜にしのびよる影
第四話 命を守られる主

次女誕生のエトセトラ <第五話(最終話) 祝福のクリスマス>

一週間を集中治療室で過ごした次女。会うためには、手袋はもちろん、使い捨ての帽子、エプロン、マスクまでさせられ、二重三重の消毒をしてから、ようやく無菌室に入室できるという厳重さ。
人生の中で、一度あるかないかのような経験を、生後1ヵ月で経験した次女。

12月21日に退院後も、しばらく咳はやむことはなく、完全に止まったのは、最初の咳から6週間もたった、今年の1月中ごろだった。
その間、心身ぎりぎりだった私も、数回高熱でダウン。長女も、咳に加えてたびたび熱をだし、保育園を休まなければならなかった。家族の中では、比較的守られたとはいえ、妻も体調を崩しぎみだった。
最大の試練の12月を過ごした私たち家族。

次女は、この後もたびたび病気をもらっており、もしかしたらそういう賜物を持って生まれたのかもしれない。だけど、だからこそ、主の守りの大切さが、よりはっきり見える子でもある。
そして、この試練の期間で最も成長した長女。典型的内弁慶で、社交性が欠けていたのが、思いがけず始まった保育園に通うことで、だいぶ人馴れすることができた。
また、病弱な妹を、本当に慈しみ、可愛いがる、優しいお姉さんになっている。(今のところは(笑))
私たち夫婦も、この数ヶ月の苦難を耐え忍んだことは、きっと今後の子育ての中で力となることだろう。

神様は、私たち家族に大きな試練を与えたが、それも糧としてくださったようである。

全員が体調不良で、一体どんなクリスマスになるかと思ったが、家族が4人になって初めてのクリスマスは、教会には行けなかったものの、祖母も加えて、なんとかみんな揃って家でお祝いできた。

いつか娘たちはこの家を巣立っていくだろうが、そのときまで、いつも4人が揃って、互いにクリスマスを祝福できるそんなファミリーでありたい。神様の守りのうちに...。

(この連載終了)

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2012年4月23日 (月)

献児式ふたたび

昨日の日曜日は、現在五ヶ月になる次女の献児式がありました。
長女の時の献児式は、やはり五ヶ月くらいでしたが、とにかく不機嫌でぐずり、大変だった思い出があります。今回は、おとなしくしてくれればいいな~と思っておりましたが...。

ところで、長女が赤ちゃんの頃は、礼拝中も毎回頻繁にぐずり、そのたびに私や妻が、
だっこしたりして、あやしてあげなければならなかったのものでした。
ところが次女は、今現在までですが、礼拝中もまったく泣く事がなく、おとなしい。
かえって、まもなく3歳になろうかという長女の方が、なんやかやと相手をしなければならない。

ということで、期待通り、予想通り、次女はおりこうさんに牧師に祈ってもらい、無事に献児式を済ませることができました。

妹が大好きで大好きで、パパやママよりも次女が好きと口にする長女、もちろん私たち夫婦、おじいちゃんやおばあちゃん、そして教会のみなさん、そういった人たちに見守れて
献児式をすることができました。愛されている次女。

今、次女の出産前後の話を連載していますが、この子は生まれる前からこれまで、次から次から試練にあってきました。(実は、先週までロタウィルスで一週間苦しんでました。)
名前のとおり、神様の助けが特に必要な子のようです。
神様におささげした次女、果たして神様はどのような道を用意しているのでしょうか。
主を信頼して、子供たちとともに歩んでいきたいものです!

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2012年4月19日 (木)

命を守られる主@回顧次女誕生

第一話 苦しみの始まり
第二話 10年目のプレゼント
第三話 歓喜にしのびよる影

次女誕生のエトセトラ <第四話 生命を守られる主>

生後3週間で始まった次女の咳。
治まるどころか、ひどくなる一方で、ついには母乳やミルクを飲むにも支障が出てくるにいたって、受診させたところ、大学病院を紹介されると、「RSウィルス感染症」と診断され、入院(母子)することになった。

また入院か...。
家族が引き離されたあの生活が再び始まるのかと思うと、気が重くなるが、
酸素テントの中で、苦しそうに「コホン、コホン」と繰り返す次女を見ると仕方がない...。

しかし、この子の最大の試練はそれから数日後の12月12日(ジャスト生後1ヵ月)に訪れた。

その日も、相変わらず咳を続け、呼吸も苦しそうだった。すると警報音が鳴った。
この子の状態が悪化すると警報音が鳴るシステムになっていたが、それほどでもなくても鳴ることも多く、やってきた看護師も、最初はまたかと思って、妻と話をしながら機械を見ていたのだが、もう一人の看護師がやってきて一気に事態が緊迫した。

「ちょっと、赤ちゃん、顔色が悪いんじゃない。」
「すぐ、先生を呼んで!」「はい!」 バタバタバタ...集まってくる医師と、看護師。
「呼吸が出来ていない」
「早く!」 「急いで!」

そばにいる妻が、呆然として何もできずいる中、恐怖心を増す言葉が連呼されていた。
次女が苦しみ、妻が祈り始めた頃、私も苦しんでいた。

この2ヶ月あまりの試練で、私も気付かないうちに心身が疲弊していたらしい。
その日は、職場で朝から嘔吐を続け、ダウン。自宅に戻り爆睡。
妻からの緊急メールにも気づいていなかった。
昼過ぎにようやく気付き、あわてて病院に行くと...

一時、仮死状態にまでなった次女は、集中治療室(ICU)に移され、点滴で栄養、人口呼吸器までつけられ、他にもいくつも管を繋がれ、たくさん機械が電子音を響かせている中に横たえられていた。

それでも、あんなに苦しそうに咳をしていた次女が、咳もせず安らかに眠っているのをみて、少しほっとした。

神様、この子は名前の通り、神様の助け無しには生きられない子のようです。
どうぞ、これからもこの子をお守り下さい。

それから、一週間この子はICUで過ごした。

<続く 次回最終話>

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2012年4月 4日 (水)

北田康弘氏「人生の海の嵐に」

回顧録を連載中ですが、話題をかえて最近聞いたCDについて。

全盲のクリスチャン「歌手」「ピアニスト」「講演家」である北田康弘さんの3/11発売の新CDを聴きました。これまでのCDはメジャーな一般曲が多かったのですが、今回は全曲讃美歌。実はこの方のCDは聴いたことがなかったのですが、今回は買わずにはいられなかった。

なぜか?

このCDには、このブログ内で過去5回も採り上げた、私のスピリットソング「紫の衣」が入っているからです! やはり男声だと、力強くてズシンと響いてきますね。ちょっとまた違うよさがあります。これは、私のまったく個人的な好みですが、受難の賛美は、男声でこそより曲のよさが引き立つ、というより詞が心に入ってくるような気がします。
やはり、この賛美は別格ですね。

そして、このCDで初めて聴いた曲が、ゴスペルシンガーの山口博子さん作詞作曲の「主の後ろ姿」。これは一聴惚れ。ここ数年で最高の出会いです。この賛美に関しては、後日単独の記事で紹介したいと思います。

今回のこのCDは、実に選曲がすばらしい。新聖歌・讃美歌21などからを中心に、いい曲ばかりでした。その中に、「紫の衣」や「主の後ろ姿」のような、あまり知られていない曲が含まれていてアクセントになっている。この両曲も、北田さんのような著名な方に採り上げられて、これでかなり知られることになるでしょう。

今、受難週に入っていますが、受難の賛美である「紫の衣」「主の後ろ姿」をぜひ多くの人に聴いてもらいたいです。

北田康弘さんのサイトに、このCDの詳細がありますので、貼っておきますね。
マインズアイ

最後に、このCDを教えてくださった「紫の衣」を作詞作曲された谷有恒さんに心より感謝です!

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2012年3月30日 (金)

歓喜にしのびよる影@回顧次女誕生

次女誕生のエトセトラ第3話

11月11日妻退院から4日目・深夜。

「マナ(実際は本名)さん!」
妻の呼ぶ声で、既に夢の中にいた私も飛び起きる。陣痛の前に破水している!
かかりつけの産科に電話をし、ばたばたと準備をして病院へ。移動の車の中で陣痛もひどくなってきて、妻も苦しそうだ。運転しながら、祈り続ける。

病院につくと、すぐに妻は分娩室、私は控室に。だまっていると落ち着かないので、家族に連絡したり、牧師に祈りの依頼をしていたりすると、すぐに分娩室へ呼ばれた。

え? もう産まれるの?

長女の時の難産を経験しているだけに(その時の様子はこちら)、拍子抜けしているうちに、まもなく次女が産まれた。
この一ヶ月超、苦労しただけに、とにかくホッとした。よかった。歓喜の時である。12時を超えたため、日付は11月12日になった。(ちょうど38週である。)

この子は、もしもっと早く生まれていれば、未熟児として何か重い荷物を背負う可能性もあった。しかし、神様の憐れみによって守られて生まれた。
私は、この子に「神様の助け」という意味の名前を与えた。

産後の妻の経過もよく、予定より早く退院し、我が家に笑顔が戻り、嬉しさの混じった騒々しさがやってきた。
マナ娘は、少しばかりの赤ちゃんがえりと、早速お姉さんぶりをはっきして(笑)、なんやかやと世話を焼きたがり、逆にママをはらはらさせていた。

ところで、マナ娘は産前産後期間ということで、1月まで保育園に行くことができるのだが、だいぶ慣れてきていて、楽しみにしている様子もでてきていた。しかし、やはり集団の中にはいると、いろいろ病気をもらってきて、よく咳をしたり、鼻水がでたりしていた。

生後3週間あまり、次女は順調に過ごしているようにみえ、いつ教会デビューをさせようか? などと考えていた矢先のことだった。
この子に「神様の助け」という名を与えたけど、この子にその助けが必要な、とても大きな試練がやってくることになるとは。

「コホン、コホン」

あれ、長女の症状がうつったのかな? 最初は軽く考えていたのだが...?

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